中山道の宿場町として知られる「醒井(さめがい)」を流れる地蔵川では、梅花藻(バイカモ)の花が見頃を迎えています。
(2021年8月7日現在)
地蔵川は居醒の清水(いさめのしみず)から湧き出ており、平成の名水100選にも選ばれているそう。
水温は年間を通じて14度ほどと安定し、貴重な淡水魚である「ハリヨ」も生息しています。
懐かしさを感じる街並みも、情緒があります。
梅花藻は、川の水底に群生し、水流中に沈生。流れに沿って這うように育つキンポウゲ科の多年生草木植物です。
初夏から晩夏にかけて梅花のような白い花を咲かせます。
見頃は8月下旬ごろまで。今の時期だけの特別な景色です。
地蔵川は、JR醒ケ井駅から徒歩10分程度。駅前にコインパーキングもあります。
醒井宿には地蔵川の源流の「居醒の清水」ほか、十王水や西行水などといった湧き水スポットもありますので、涼を求めにぜひ出かけてみてください。
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◆中山道醒井宿
住所:米原市醒井(GoogleMap)
梅花藻の見頃:7月下旬から8月下旬頃まで