2021年8月20日(金)~9月15日(水)の期間、彦根城博物館ではテーマ展「茶道具の“い・ろ・は”」が開催中です。
抹茶を点てて客をもてなす茶の湯は室町時代に源流を持ち、江戸時代には、大名を中心に広まったそうです。
彦根藩井伊家でも歴代当主が茶の湯をたしなみ、譜代大名筆頭の家格にふさわしい茶道具が多く収集されています。
茶道具には、抹茶を点てて飲むための点前(てまえ)道具をはじめ、掛物(かけもの)や花生(はないけ)、文房具などの飾り道具、椀や酒器などの懐石道具などがあり、その種類は実に多様です。
長い歴史の中で、素材や形、質感などのさまざまな面において工夫が凝らされてきた茶道具。
道具としてはもちろん、芸術的にも凝られ、発展を遂げてきた茶道具を観てみませんか?
本展では、「茶の湯ってなに?」、「茶道具ってなに?」、「有名茶人“お好み”の道具!」、「教えて!茶道具の使い方」という4つのテーマに沿って、20種余りの茶道具と点前書や茶会記などをが展示されています。
井伊家伝来の茶道具から選りすぐった優品の造形美にあふれた姿を、ぜひこの機会にご堪能ください。
(画像はイメージです)
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会期:2021年8月20日(金)~9月15日(水)
※9月1日(水)は休館
開館時間:8:30~17:00(入館は16:30まで)
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◆彦根城博物館
住所:彦根市金亀町1番1号
TEL:0749-22-6100