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写真で見る滋賀の歴史・自然「じゆうじかん滋賀」取材記

滋賀の秋、じゆうじかん滋賀では、各地域の歴史・文化にスポットを当てて紹介しました。

じゆうじかん滋賀が、取材を始めた2010年からの「15年間の記録」の中からお届けします。

◆2014年秋「ヴォーリズと近江八幡」

1905年(明治38年)にアメリカから来日し、数多くの西洋建築物を設計したウィリアム・メレル・ヴォーリズ。

ヴォーリズが愛し、拠点とした近江八幡市にも手掛けた西洋建築物が残されています。

「ハイド記念館(近江兄弟社学園内)」ヴォーリズに共感したハイド氏(メンソレータム社創設者)の多額の寄付によって建てられた幼稚園舎

関西の著名な建築物には、同志社大学、関西学院大学、大丸心斎橋店・京都店、京都市の東華菜館など。

「ヴォーリズ記念館(一柳記念館)」ヴォーリズ夫妻が暮らした邸宅。

リビングの窓に浮かぶ十字架

 

◆2015年秋「そこは石積みのまち『坂本』」

比叡山延暦寺と日吉大社の門前町として栄えた湖西地域の坂本。

“穴太衆積み(あのうしゅうづみ)”と呼ばれる独特の石積みが美しいまち並みを形成しています。

町中に多数見られる自然石を乱積みする「穴太衆積み」の石垣

「旧竹林院」比叡山延暦寺の高僧や老僧が晩年移り住んだ元里坊。

秋風が流れる夕暮れ「びわ湖大橋米プラザ」から琵琶湖大橋を望む

 

◆2016年秋「北国街道『木之本』変わりゆく時代に守るべきもの」

北陸、東海、近畿を結ぶ交通の要所として古くから栄えた木之本。

1572年の織田信長の焼き討ち、その後も何度も大火に見舞われながら歴史を超えて今に残る建物・店があります。

木之本地蔵院(浄信寺)高僧が柳の下に地蔵菩薩を安置したことで「柳之本」といわれ、後に「木之本」と呼ばれるように。眼病平癒のご利益あり。

趣のある店構え「ダイコウ醤油店」今でも敷地内の井戸水で伝統の醤油を醸している。

旧本陣 竹内五左衛門家

昭和40年に廃坑になった土倉鉱山跡

 

◆2017年秋「四百年の味そのままに『水口かんぴょう』」

水口の夏の風物詩「かんぴょう」作り。秋には町の店頭へ。

江戸時代の歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」でも、水口のかんぴょう干しが描かれています。

太陽の恵みを凝縮し、柔らかく甘い水口かんぴょう

直径40cmほどに成長したウリ科のユウガオの実の皮をむいて干す。

農家のかんぴょう料理。かんぴょうとシシトウの炊き物

 

◆2018年秋「『陶』と『茶』2つの歴史が共存 信楽のまち」

日本六古窯に数えられる伝統の信楽焼。日本五大銘茶として知られる朝宮茶。

陶工房篠原
独自のスタイルを貫く篠原希さんの作品は国内外のファンを魅了

のぼり窯カフェ
昭和9年から平成初期まで使われていた登り窯の中でティータイムが叶う

玉桂寺
境内に入ると圧巻の地蔵群が。古来より崇められる木々や文化財も数多く眠っている

黒田園
自家製朝宮茶を使った茶蕎麦(限定販売)。蕎麦粉が9割という手打ち蕎麦が味わえる

Gallery and Cafe ENSOU
個性あふれるデザインの陶器に映える華やかなタルトが人気

 

◆2020年秋「滋賀のドライブウェイ~ドライブで秋さがし~」

コロナウイルスまん延による自粛期間、近場で楽しむ「マイクロツーリズム」が推奨されました。

自然豊かな滋賀は、少し車を走らせるだけで心を打つ景色に出会えます。湖北と湖西のドライブウェイを紹介しました。

琵琶湖の最北端「葛籠尾半島(つづらお)」

奥琵琶湖パークウェイ
西浅井の大浦から琵琶湖畔を進み、つづらお展望台で折り返すドライブが楽しめる。

琵琶湖沿いの道路脇には3000本もの桜の木があり、春もおすすめ

奥比叡ドライブウェイ&比叡山ドライブウェイ
2つの道路が山頂で連結する19kmの有料ドライブウェイ

夢見が丘から望む大津市の景色。西に京都、東に大津市の両方の街が見渡せる地点もあり

 

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