国産の上質な蕎麦を石臼引きし、

湧き水を使って手打ちするこだわりの蕎麦は

香り豊かでなめらかなのどごし。

光の角度によって新蕎麦は、薄い黄緑色に

見えることも。

信楽の市街地と宇治方面を結ぶ国道（307

号と422号の重複区間）沿い。

朝宮茶の茶畑が広がるのどかな風景になじむ

古民家の蕎麦処「黒田園」（滋賀県甲賀市

信楽町上朝宮）には

県内外から多くのファンが訪れます。

まもなく築100年になるという重厚な建物は、

福井県から移築されたもの。

高い天井と立派な梁、歴史を重ねたたたずまい

が不思議と心地よく、

ゆったりと食事を楽しむことができます。

「蕎麦に熱が入らないよう、細心の注意を払う」

と語るご主人の黒田 直宏さんは、もう一つ

“バンドマン”という顔を持つ異色の蕎麦職人。

お客さんのため、日々多くの蕎麦を打つのは

体力的にもハードですが、

「お蕎麦も音楽も“お客さんに喜んでもらう

エンターテイメント”として共通している」と

にこやかな笑顔で話します。

黒田園では朝宮茶の栽培も行っており、

水曜日は自家製の朝宮茶を練りこんだ茶蕎麦が

20食限定で味わえるほか、

オリジナル煎茶も購入することができます。

 

今年は９月に開催が予定されていた

「セラミック・アート・マーケット2022」が

11月４日（金）～６日（日）に陶芸の森

（滋賀県甲賀市信楽町勅旨）で開催されます。

信楽の焼き物探しを兼ね、蕎麦処「黒田園」

へぜひお出かけしてみては。

◆手打ちそばと朝宮茶の店　黒田園◆

滋賀県甲賀市信楽町上朝宮271-1

TEL:0748-84-0485

営業時間：11：00～16：30

※蕎麦がなくなり次第終了

定休日：月曜日、第一・第三火曜日

※祝日の場合は営業。その場合は翌日が休み