秋季展覧会「ガウディとサグラダ・ファミリア展」
2023年9月30日(土)~12月3日(日)
佐川美術館(滋賀県守山市)の秋季展覧会は、スペインの建築家アントニ・ガウディ[1852-1926]にスポットを当てます。活躍の中心となったバルセロナには、カサ・ビセンス、グエル公園、カサ・バッリョ、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリアなど世界遺産に登録された建築群が残されています。
本展では“未完の聖堂”として有名なサグラダ・ファミリアに焦点をしぼります。
聖堂を通じてガウディの建築思想と造形原理を読み解き、創造の源泉を探ります。
この聖堂建設プロジェクトは誰が発案し、どのように変遷したのか。
膨大な数の模型を作り、修正しながら聖堂の構想をふくらませたガウディ。
その独自の制作方法とは。
140年を超える長い建設の過程で、ガウディ没後にプロジェクトを引き継いだ人々の創意工夫にも光を当てます。
ガウディはサグラダ・ファミリアにおいて、聖書の内容を表現する彫刻制作にも取り組んでいます。外観・内観の光と色の効果、建物内の音響効果にも工夫を凝らし、建築家としてだけでなく、彫刻・工芸を融合する総合芸術プロデューサーも担っていました。
図形・模型・写真・資料など100点以上を展観しています。NHKが撮影した高精細映像やドローン映像など最新映像と共に豊かなガウディ建築の世界を感じてください。
サグラダ・ファミリア聖堂の中央部分「降誕の正面」の彫刻群のうち、中央扉のすぐ上の9体の天使像。これは1978年以来サグラダ・ファミリア聖堂で彫刻家として従事する日本人・外尾悦郎が、ガウディが残したわずかな資料を頼りに制作したもの。
2000年に砂岩で制作された石造に置き換わるまで実際に「降誕の正面」に設置されていたこの石膏像も本展にて展示します。
●名称:ガウディとサグラダ・ファミリア展
●会期:2023年9月30日(土)~12月3日(日)
●会場:佐川美術館 滋賀県守山市水保町北川2891
●開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
●休館日:月曜日(10/9は開館)、10/10、11/28
入館料要。詳細は佐川美術館HPをご覧ください。
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